FPVカメラの映像を電波として送信する装置です。日本語では映像送信機と呼ばれます。
アナログVTXではカメラ映像を5.8GHz帯などで直接送信します。デジタルFPVでは、映像の圧縮やデータ処理を行うユニットもVTXと呼ばれます。
送信出力、周波数、アンテナ、冷却、入力電圧が重要です。アンテナを付けずに通電すると故障する製品もあります。
VTXから送られた映像電波を受信する装置です。日本語では映像受信機と呼ばれます。
FPVゴーグルへ内蔵されている場合と、外付け受信モジュールとして取り付ける場合があります。VTXと同じ映像方式・周波数に対応していなければ映像を表示できません。
アナログ、Walksnail、DJI、HDZeroなどは、それぞれ互換性を確認する必要があります。
ドローンから見た映像をリアルタイムで撮影し、VTXへ送るための小型カメラです。
録画用カメラとは異なり、画質だけでなく遅延の少なさ、明暗への追従、広い視野、低照度性能が重視されます。
アナログ用カメラとデジタルシステム用カメラには互換性がない場合があります。
FPV映像を目の前に表示する、眼鏡型または箱型の映像装置です。
画面、受信機、アンテナ、録画機能などを備えます。方式によってアナログ専用、特定のデジタルFPV専用、外部入力対応などの違いがあります。
映像方式だけでなく、装着感、視度調整、画面解像度、遅延、録画方式も選定要素になります。
カメラ映像をアナログ信号として送受信するFPV方式です。
比較的安価で軽量、遅延が少なく、異なるメーカー間でも互換性を確保しやすい特徴があります。電波状態が悪化すると、砂嵐や横線が徐々に増えていきます。
デジタルFPVより画質は低いものの、小型機やレース機で現在も広く使われています。
映像をデジタルデータへ変換して送受信するFPV方式です。
高解像度で見やすい映像を得られる一方、システムごとの互換性、機器の重量、消費電力、発熱などを考える必要があります。
電波状態が悪くなると、画質低下、ブロックノイズ、映像停止、ブラックアウトなどが発生します。
バッテリー電圧、飛行時間、RSSI、LQなどの情報をFPV映像へ重ねて表示する機能です。
操縦者は映像を見たまま機体の状態を確認できます。表示内容や位置はBetaflightなどで設定します。
アナログOSDとデジタルOSDでは映像へ情報を表示する仕組みが異なります。デジタル方式ではMSP DisplayPortなどの通信設定が必要な場合があります。
受信機が受け取っている電波の強さを示す値です。Received Signal Strength Indicatorの略です。
一般的には値が高いほど強い電波を受信しています。ただし、表示形式や正常範囲は受信機によって異なります。
RSSIが高くても、混信や通信データの欠落が多ければ安定して操縦できるとは限りません。そのため、ELRSやCrossfireではLQも重要になります。
送信機から送られた通信データを、受信機がどの程度正常に受け取れているかを示す値です。
RSSIが電波の「強さ」を見る指標なのに対し、LQは通信の「正常さ」を見る指標と考えると分かりやすくなります。
LQの表示方法や危険と判断する値は、ELRSやCrossfireなどの通信システムと設定によって異なります。
