よくあるVTX映像が映らない場合の原因や故障個所

 

・カメラ&VTX信号接続位置が間違っている

・VTXを動かすための入力電圧範囲外の+Vパッドにはんだしてしまっている

・アンテナを接続しないで電源を入れてしまった

・十分な冷却がされておらず熱で故障してしまった

・電圧スパイク対策が不十分

 

※電源/電圧スパイクとは…

 急激なスロットル操作やプロペラの接触、それに伴うモーターへの負荷、高回転モーターの使用、ピッチの大きいプロペラの使用等々、電源および電圧がごく短時間の間に正常値から大きく跳ね上がる現象です。

様々なパーツの破損に直結する厄介な現象ですが、これを予防する措置としてコンデンサの設置がとても有力です。

 

VTXの不良についてはおおまかに4つのパターンがあります。

1.電源周りの問題

2.FCとの接続

3.映像入力・カメラ周り

4.電波設定・アンテナ

 

そもそもVTXのLEDが点灯していない、つまり起動していないときは

・はんだ接続不良

・+-線いずれかの断線

・5V/9V BECの故障

・逆接続によるショート

・内部回路の破損

・スモークストッパーを接続している影響による電流不足

 

が考えられます。

まずはテスターを使用してVTX電源パッドの電圧を測ってみましょう。

 

VTXの電源は入るは映像が出ない場合は以下の原因が考えられます

・ゴーグルとVTXの周波数の不一致

 お互いの設定を確認します。問題がないのに映らない場合はゴーグルのサーチ機能を使いいずれかの周波数で映像を受信できるか試します。

もし受信できた場合は、VTXのテーブル情報がFCに正しく設定されていない可能性があります。

・カメラ接続のミス

・信号線の断線

・VTXがピットモードに固定されている

・PAL/NTSCの選択ミス

・VTXアンテナ周りの破損

 

映像は映るがOSDが表示されない場合のトラブルは

・VTXのRX/TX線の接続が逆になっている

・betaflightポートタブで正しいUARTが選択されていない

・UARTが重複して使用されている

・VIDEO IN/OUTの接続ミス

・FCのOSDチップ破損

 

はんだ作業や設定ミスによる原因がほとんどなので冷静に再度間違いがないか確認しましょう。

 

映像距離が極端に短い場合

・ピットモードに入っている

・アンテナを接続していない

・ケーブル/アンテナ断線

・アンテナコネクタの接触不良

・アンテナ偏波の不一致

・VTXパワーアンプ故障

・アンテナを接続せず通電したことによる終段管破損

・電圧降下

・ゴーグル側アンテナ故障

・その他外部電波による障害

 

通電後しばらくすると映像が切れる、スロットルを上げると映像が切れる

・加熱保護によるシャットダウン

・熱による故障

・各種配線の接触不良

・入力電圧不足

・電圧降下

・BECの最大電流不足/劣化

・コンデンサのスペック不足や劣化

・VBATからの直接給電

・バッテリーコネクタの劣化

 

特に配線周りに問題がないにも関わらず、飛行時に横線ノイズが沢山乗る場合や映像のフリーズ(デジタルVTX)などの症状が頻発する場合、コンデンサの劣化がかなり疑わしいです。

VTXは振動やESCのノイズなどの影響を受けやすいため通常のコンデンサを取り換えるだけではなくVTXパッド/GNDにコンデンサを取り付けることで改善される場合があります。