FPVドローンを業務利用する際に必要な資格、手続きについてまとめました。
①第3級陸上特殊無線技士資格の取得
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②技適を取得したVTXの準備(デジタル運用時はゴーグルも)
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③JUTMへの加入
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④業務開局申請
FPVドローンを業務利用する場合はアマチュア無線4級資格ではなく、
『第3級陸上特殊無線技士』の資格が必要です。
飛行練習など業務を伴わない運用時はアマチュア無線4級資格が必要なのでどちらも取得するようにしましょう。
また、3陸特資格を所持しているだけでは業務を行えません。
使用するドローンが発射する電波(FPVの場合はVTX、使用する電波によってはゴーグル)が日本の安全基準を満たしていることを証明する『技適』が必要になります。
技適のないVTXを搭載したFPVドローンは全て業務利用不可ですのでご注意ください。
FPVドローンの主なメーカーは中国のため、そのほとんどが日本の技適を取得して販売していません。
個人による技適の取得にはとても高いハードルがあるためほぼ不可能です。
さらに『JUTM』への加入も必須です。
配送や災害救助など今後ますます発展していくであろうドローン運用の効率化を図るため、事業者同士で運用調整をおこなうためのシステムです。
なお個人の方は加入できません、法人もしくは個人事業主であることが必須です。
これらすべての準備が整ってようやく業務開局申請が可能になります。
ゼロから業務を始められる場合、最短でも3か月程度の準備期間が必要です。
予算は50万~ご用意があると安心です。
当店では業務利用の相談を有料にて受け付けております。
また、業務開局申請代行受付も行っております。